黒潮ライン単独ツーリング

2003年4月6日(日曜)・出発

春休み最後の日曜で久々(?)に天気もよさそうなので、 高知県の黒潮ラインに行ってみようと思った。
朝8時、天気予報どおり晴れで思ったより風が弱い。さあ出発だ!橘から国道 195号にあがって一路高知市へ向かう。もともとガソリンがあまり入っていなかっ たので鷲敷で給油、ん?ガソリン代高くねぇか?少し憮然としつつもそのまま 195号を西進。桜がきれいだねぇ♪所々で桜に目を奪われつつ(危ないだろ!) 快適に走行。上那賀町に入ってちょっとした辺りでいきなり前の車4台が停車、 『なんぞいや?』と思いつつ避けていったら道路の右側にヤンキー数人と日の丸 を 付けた原チャがあった。うわっ!

高知へ

気持ちよくどんどん進んでいるとき、ふと標識を見ると「193号」「神山」えぇっ!? とりあえず地図を見ようと思い、停まれる場所を探した(山道で車線がない細い 道で停まれない)ら、きれいな滝を発見!そこで地図を見ると、「大釜の滝」だ! こんな所まで来ていたのか!!急いで引き返した。
木頭村に入って、そろそろ咽喉が乾いたなと思い自販機で停車。コーヒーを買っ て飲んでいると、ついさっき抜かせてくれた(ごっつい怪しい方法で)車が停まっ て、運転手のおっちゃんが降りてきた。「さっきはすまんかったな」ええ人や ないかい!
ここから先は、2車線で交通量、信号も少ないのでとても走りやすい。コーナー もあまりきつ過ぎず、70km/hで曲がれないのは殆どないのですごく快適だった。 四つ足峠トンネルを過ぎて高知県に入った。高知に入ると、アップからダウンに 変わるものの走りやすさはとてもいいものだった。土佐山田町に入ると交通量が 少し増えてペースが落ちた。小腹がすいてきたので11時と少し早いがコンビニに 寄ってパンとコーヒーを買って軽く食事をした。地図を広げてどこから黒潮ライ ンに上がるか検討、仁淀川過ぎに決定。

折り返して黒潮ライン

高知市に入ってからは交通量が多くて少し焦ったが、「中村市」「国道56号」の 標識を頼って国道195号→32号と西進。途中「松山市 120km/h 国道33号」という のが目に付いた。『近いんやな、行ってみたろか?』と思ったが、それをすると 今晩のF1を見る体力がなくなるということで断念。市内で信号待ちをしていると き、隼(青、タンデムシート付き)を発見。いかつ〜。高知市内で少し早いと思 いつつ給油。『ああ、去年の夏この道通ったなあ』と思い出しながら土佐市へ。
予定通り仁淀川を渡ってすぐに左折。南下して黒潮ラインこと県道14号に上がっ た。黒潮ラインとはどんな道かというと、普通の海岸沿いの道。とくにすごいと いうことはなかった。人が多いなと思いながら東進。桂浜を過ぎ、空港の手前で 午後1時の第二期昼食としておにぎりとお茶を買い、食べた。再び地図を広げて どの道を通って帰ろうかと模索。国道55号を奈半利まで行って国道493号で野根 に出て、55号で家までという結論に至った。

室戸の山

赤岡町で55号にあがり、奈半利へ。道自体は走りやすいけど、常に前の車につっ かえていた。奈半利から国道493号に上がった。55号ではずっと車につかえてい たので、493号に上がり前に車がいないのを見ると『やった〜。時代じゃ!』と 思った。しかし、地獄(?)はこれからだった。山の方に少し行くと謎の自動車 道の入り口を発見。前から来た車2,3台がすっとそこへ行ったので、『僕も行っ たほうがええんか?』と迷い入り口でくるくる廻っていた(車がこなくてよかっ た)。上がらずに行こうと考え、さらに山の方へと歩み(?)を進めた。国道 493号はどえらい道である。1車線で山回りのコーナーは先の状態が全くわから ないので恐怖でしかない。くねくね曲がりながらどんどん登っていく。やっと登 り終えたと思ったら、次は急激な下り。スロットルが殆ど空けられない。ヘアピ ンの連続でバンクしてバンクして、半日バイクに乗りつづけてへたっている僕の 体に容赦なく負担がかかった。

帰宅

ようやく下り終えてやっと55号に上がれると思っていたら、道端にきれいな桜並 木が!たくさんの人が花見をしていた。前を走っている車も見とれているのかト ロトロ走っていた。55号を北上していると、道の駅宍喰温泉にすごいたくさんの サーファーが集まっていた。『まだ海は寒いだろうにすごいな』と感心した。牟 岐町のガソリンスタンドでバイクと人間に給油(昼のお茶の残りを飲んだ)をし た。南阿波サンラインを通ったろうかとも考えたけど、いかんせん体力を消耗し すぎていると思ってそのまま55号を通って家へ。3時半過ぎに帰宅。

総走行距離:370km

おすすめ路線
国道193号(走りやすく、山なので気持ちがいい)
国道493号(なかなかのワインディング、体力があるときにまた行ってみたい)

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