祖谷のかずら橋

2003年9月28日(日曜)

前日、いきなり先輩から「明日ツーリング行けへんか?」という電話があった。 テストが近かったが、とくに用はなかったので、承諾。
朝7時45に日亜化学の正門前に集合。先輩とその友だちが来ていた。
バイクはそれぞれZRXとグラブマン。
那賀川町のおじさんの家によって、その人とともう一人のおじさんの家へ行った。 そのおじさんの家でもう一人の人をコーヒーをご馳走になりながら待った。
集合後(だいたい8時半ごろ)出発。この時目的地がかずら橋だってことを 初めて聞いた。っちゅうか、こんなけ人数がおるってことも知らんかった。 デジカメ持ってくるんだった、、、
おじさん方のバイクはX4と、ZEPHYR1100が2台。さすが熟練社会人乗ってるもんが ちがう。

初高速

羽ノ浦のモービルで給油して高速を目指した。6人編隊はさすがに場所をとった。
高速の入り口の手前で一休憩。6台のバイクがずらっと一列に並んだ風景は渋い。 しかも全部ネイキッド(1台クラシック入ってて微妙やけど)。
さぁ高速だ。実は高速にバイクで上がるん初めて。緊張するわぁ
入り口でもらったチケットはケツポケに入れて。レッツゴー
だいたい80km/h〜100km/hぐらいで走行。気持ええ〜〜こんなに余裕でスピードが 出せるなんて、さすが高速。
みんなに続いてバスを路肩から追い越そうとすると、何か飛んできた。 痛い!むっちゃ痛い!何なこれ?たぶん前のバイクが踏んで飛ばした小石(米粒大) だろう。エアガン並みに痛い。

ハーレー軍団

上板パーキングエリアで休憩。なな何と、ハーレーが大量に止まっているではないか。 すげぇ!いじりまくってる。話によると、林ショップのツーリングチームらしい。 阿南市にこんなけハーレーがあったんか…ちょっとびっくりや
しかし、こんだけハーレーがあったら家が買えるぞ、普通に。おっさん達の財力の すごさをまじまじと見せ付けられたような気がした。
ケツポケに2千円と高速のチケットを入れて出発。井川池田ICで降りた。 料金は1700円だったので、すっと料金を払うことができた。やっぱ高速使ったら 早いなぁ

大歩危・小歩危

国道195号から32号に移って小歩危に入った。すれ違うバイクがピースをしてきた。 おおぉ!!マジか!?これが噂のピースか!?俺もピースをし返した。 ある意味感動じゃ。ツーリングに行くこと数回 初めてピースというものをやった。 やっぱツーリングはこれでないと。
小歩危でトイレ&コーヒー休憩をとった。今度はCBR954、CB1300SF、オフ車1台、 結構古いバイク2台のチームが休憩していた。う〜んバリエーション豊富や。 ナンバーは高知や、どういう集団やろ。
大歩危に入って、祖谷の方に向かって行った。そんなに道はワインディングではなく、 普通に走れた。

かずら橋

12時半ぐらいにかずら橋についた。ふと川を見ると、きれいや!こざ〜にきれいや! 岩が白い。水が透明。……デジカメわっせた(忘れた)!!始めの方に書いたけど、 ほんまにミスった。とりあえずカメラを持ってきていたおじさんに写真を撮って もらった。
先輩が「かずら橋渡らんか」って言ってきたので、渡ることに。えっ!?金取るの? 500円?まじで?しゃあないなぁ。
金を払って渡ろうとすると、「金やは払っとれるか」とか言うてロープを越えて ただ渡りしている集団がいた。むかつく。金払えやコラ!!まぁ面と向かって言う 勇気はないけどなぁ
500円を払ったのがもったいなく思えるぐらいさっさと渡って、昼飯を食おうって ことに。橋んところにある飯屋は満席だったので、バイクで少し戻って食うことに。

ひやり

クッパと祖谷そばを食って、半時間ぐらい休憩をとった。
小歩危のあたりだったかな。俺は最後尾を走っていて、前の人たちが 車を1台さっと抜きにかかったので、あとに続こうとしたら、対向車が急接近 していた。びびったねぇ。慌てて急ブレーキして元の車線に戻った。 ほんま焦った。
ふと気が付くとバリオスが2台後ろをついてきていた。青と黒。青の方はむっちゃ きれかった。あのてかりぐあいは最高やな。
井川池田から高速に上がった。少し走っていると、何か前から飛んできた。 長方形の紙みたいなものが3つぐらい。少しすると、また前から何か飛んできた。 今度は黒い変な物。一直線に俺を目掛けて飛んできていたので、避けようとしたが、 できなかった。服に黒いしみがぽつぽつとできた。最悪じゃ!!

ハイスピード

吉野川のハイウェイオアシスで休憩。
またまたまたまたトイレに行った。面倒くさいので書かなかったものの、 休憩する度にトイレに行っていた。なんでこんなに用を足したくなるのだろう? 学校におるときやほとんどトイレにいかんのに…
ゆっくりしてから出発。
すると、何を考えたのか、いきなりスピードを上げだした。俺が追走したときは メーター読みで150km/h。俺はけっこう余裕だったけど、グラブマンの人が、 120km/hぐらいから上半身を伏せるようにしていっぱいいっぱいの走りをしてい た。やっぱり250ccではきついんかなぁ…
ハイスピードで走り、上板のパーキングエリアで休憩した。着いてまたトイレし て、出てきたらグラブマンの人が「高速のチケットがない!」まじっすか!? ほういや前に紙っぽいものが飛んできたような記憶が…。やっぱあれかな?
とりあえず料金所の人に交渉しよう ってことで出発。徳島の料金所の人に言う と、なんか手続きをして、まぁ事なきを得た。
この料金所の出口のところに別のツーリングチームの人たちが解散式をしていた。 ナンバーは福岡とか京都とかあるけど、バイクはほとんどZEPHYR。すべてカワサ キ。いかついなぁ

解散

高速を降りて、微妙に混雑している徳島市内のバイパスを時にはかなり強引な追 い越しをかけたりがら、6台のバイクが離れることなく縫うようにして走った。 かなり神経を使ったなぁ。車に気を取られとったら離されていくし、付いていく とことだけ考えとったら危険やし。
這々の体で徳島を抜け、阿南までたどり着いた。朝寄らしてもらったおじさんの 家に行って、解散式。また行こうってことになった。

まとめ

中年バイク乗りはいい人が多い。
ピースはするべきだ。
総走行距離:270kmぐらい

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